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金への投資

金の延べ棒の山

金は古代ギリシャの時代から価値のあり、信頼できる貨幣として見られてきました。
それは現代においても変わらず、安定した投資先として人気があります。
有事の金」という言葉にもあるように、市場経済が不安定になっているときほど、価値が安定している金は買われて価格が上昇する傾向にあると言われてきました。
ここでは、金への投資が資産運用として有効かについて、詳しく解説していきたいと思います。

金への投資の種類

金への投資と言っても、いくつか種類があります。

実際に金貨などを買って手元においておくもの
投資信託やETFを通じた金への投資(現物は手に入らない)
金の将来的な価格に対する先物取引

など他にもあるが、大別するとこのように分類できます。
現物を手元に置くのは手間がかかる上に、売買ごとに手数料の比率も高くなるため、おすすめできません。
現物を購入するには、まとまった金額も必要になります。

また、先物取引は知っての通りリスクが大きいため、ここでの金投資の趣旨に反するため割愛します。
金への投資を考える際は、投資信託やETFを通じた金に関連する商品への投資、であることを念頭においてください。

大きなリターンは見込まない

金への投資で爆発的に儲けることは現実的に考えて難しいでしょう。
あくまで、リスクヘッジの一環として分散投資する一つの投資先、くらいに考えておいた方が無難です。
同じ資産運用の中でも株式や国債などへの投資は「攻め」、金への投資は「守り」といったイメージです。
全体を通じてバランスを取ることが大事です。
金だけ、つまり守りばかりの投資をしていてもなかなかお金は増えないですし、攻めてばかりではいつか大きな痛手を負いかねません。

株価と金の価格は相反する?

上下する株価チャート

これまで金は安定した投資先として、世界的に経済の情勢が不安定になると買われる傾向にありました。
つまり株価が下がれば金の価格は上がる傾向にあったのです。
しかし、この常識は最近になって崩れ始めていると言われています。

金と株価が同時に上がったり、逆に下がったりする場面も見られるようになってきたのです。
これには様々な要因があると言われていますが、世界的な金融緩和により、世の中に流通しているお金の量が増えた結果、資金を余らせる投資家が金へ投入していることも理由の一つとのことです。
「有事の金」という言葉を盲信しすぎず、今後は金を一つの一般的な投資先として見ていったほうが良いのかもしれません。
信用できる投資先、という面は変わらずに持っているため、資産運用におけるリスク分散先としては充分優秀です。

金への投資をするには

投資信託で金関連のファンドに投資をするには、やはり証券会社での口座開設が必要になります。

金への投資を考える場合にもやはりSBI証券がおすすめです。投資信託の商品ラインナップも豊富なだけに、金に関連した商品の選択肢も多いからです。また、金の現物購入に関しても、その保管の委託まで請け負ってくれます。どんなニーズにも応えられる柔軟性がSBI証券の強みです。


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