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THEO

THEOの公式サイト画像

THEO(テオ)は「プロとAIにお任せ」をコンセプトにした、ロボアドバイザーによる資産運用支援サービスです。
キャッチコピーだけを見ると、プロの手作業とAIを組み合わせた資産運用を連想しますが、実際には投資のプロが作成したアルゴリズムと機能によって、全自動で資産運用を進めていく仕組みです。
他のロボアドバイザーと根本的な仕組みに大きな違いはありませんが、業界屈指の運用実績と多彩な投資プランでライバルと差別化をしています。

231通りある運用プランの中から、簡単な質問に答えるだけでAIが最適なものをピックアップ。3つのポートフォリオを組み合わせることでリスクを軽減しています。
手数料が安い、というメリットがあるので、ロボアドバイザーによる自動資産運用に興味がある方は、以下の調査レポートを最後まで読んでみてください。

TEHOの特徴とメリット

THEOで資産運用をするメリット

ロボアドバイザーによる自動運用を提供するサービスは他にも多数ありますが、THEOならではの特徴は以下のものがあります。

2名の投資スペシャリストが監修

加藤康之氏
野村総合研究所システムサイエンス部長、海外拠点、野村證券金融工学研究センター長および執行役などのキャリアを持っています。
TAHOのアカデミック・アドバイザーを務めていて、お金のデザイン研究所所長を兼務。多数の書籍出版実績もある資産運用のスペシャリストです。

スチュワートボックス マット
ケンブリッジ大学数学修士を経て、バークレイズ・グローバル・インベスターズ(現ブラックロック・ジャパン)にて日本株の銘柄選択モデルの開発。
東京大学大学院経済研究科にて日本経済の研究を行った日本株のスペシャリストです。
2018年3月よりTHEOの運営会社である(株)お金のデザインへ入社。2019年よりCOOに就任しています。

このように、海外株のスペシャリストである加藤氏と日本株スペシャリストのスチュワードボックス氏の2名が監修。
上記2名を中心に、資産運用のスペシャリスト集団で構成される投資政策委員会にて月に1回パフォーマンスや取引状況のモニタリングを行うことで、安定した収益化を実現しています。

231通りのプランパターン

長期的に大きなリターンを狙う「クローズ」、配当などの安定性を重視した「インカム」、将来的な物価変動リスクから資産を守る「インフレ」による3つの機能ポートフォリオを組み合わせる投資プランを用意。
全231通りのプランによって、利用者の目的や投資額に応じて最適な資産運用をサポートします。

スマートベータ運用に特化

指数連動に特化したパッシブ運用とベンチマークを上回る運用を目指すアクティブ運用の中間である、スマートベータ運用に特化した資産運用を得意にしています。
市場の動きに連動させつつ、そこから派生する利益を逃さない運用スタイルは、利益を伸ばすだけではなく、スマートベータから生じるリスクを考慮することで安定性を確保できる仕組みです
世界最大級の年金基金TIAAをはじめ、世界的な投資機関が採用する注目の投資法「スマートベータ運用」のメリットを最大限に活かしたAIシステムは、「中長期的な収益性が高いと評判です。

リスクをいち早く察知

THEOにはAIアシスト機能という、世界中のニュースやつぶやきをAIが察知し、世界的な経済悪化等のリスクをいち早く察知するAIシステムが付いています。
2020年のコロナショックでは、3月に月次の資産運用結果が10%前後の下落になる場面もありましたが、5月以降に平均5%以上の安定運用へリカバリーできています。
他のロボアドバイザーや投資信託に比べても、優秀な成績で世界的な経済ショックを乗り切りました。

4つの見直し

①リバランス(毎月)
資産配分方針に応じて投資配分を調整。

②リアロケーション(毎月/3ヶ月毎)
グロース(長期的な成長)のインカムを3ヶ月毎、インフレヘッジ(物価上昇リスク)を毎月見直し。

③リクリエーション(年1回)
市場変化に応じて機能ポートフォリオ配分を調整。

④リプロファイリング(年1回)
年齢の変化に合わせて機能ポートフォリオ配分を調整。

このように市場変化と資産運用する利用者の変化に応じて定期的な見直しを行うことで、長期的な目標達成確率を高めながらリスク回避を行っています。

セキュリティ面も安心

信託銀行や保管機関による預かり資産の分別管理、投資者保護基金の活用、マイナンバー管理、最新のサイバーセキュリティ対策によって、運用資金を安全に管理しています。
また、運営会社の(株)お金のデザインは、日本投資顧問業協会、日本証券業協会、一般社団法人投資信託協会の会員です。
資本金は10億円、資本準備金は120億円以上の規模を誇っているため、運営会社の信頼性に不安要素はありません。

手数料

THEOの手数料

手数料は基準額に応じて資産運用している預かり資産の0.65~1.0%。ロボアドバイザーの手数料は年率換算1.0%が相場ですが、THEOは業界最安水準の手数料設定となっています。
簡単な質問に答えるだけでオススメのプラン(リスク許容度)と、目標にする金額と成功率が表示されます。
毎月積立をする条件であれば、無条件(1万円~)で0.9%が適用されます。毎月積立をして出金していないことを条件に、入出金総額が1万円(0.9%)・50万円(0.8%)・100万円(0.7%)・1,000万円(0.65%)による4つの基準を超えると、カラーランクと手数料が優遇されていきます。

少額の運用でも、長期運用すれば0.7%までの手数料優遇は簡単にクリアできるので、手数料の安いロボアドバイザーを探している方におすすめです。
このほか、毎月の預かり資産額に応じてdocomoポイントやJALマイルが貯まるポイント還元プログラムが充実しています。
なお、従来は預かり資産3,000万円以下は1.0%、3,000万円を超えた部分は0.5%で対応していましたが、2019年4月より上記のカラーランク別手数料に改訂を行い、実質の手数料値下げが行われました。

取り扱い銘柄

取り扱い銘柄はETFを中心に、世界86カ国以上の株式や債券、商品へ投資しています。
ポートフォリオに組み入れられるETFは30種類以上。複数の銘柄や指数へ投資するETFを活用することで世界11,000以上の銘柄へ分散投資できる仕組みです。
主要なETFは機能ポートフォリオ別に以下の通りです。

グロース
(長期的に高いリターンを狙う)
インカム
(配当などの安定性を重視)
インフレヘッジ
(物価変動リスクの回避)
米国株ETF
中国株ETF
ドイツ株ETF
メキシコ株ETF
インド株ETF
etc
米国国債ETF
新興国債ETF
etc
金ETF
米国不動産ETF
etc

登録の仕方

THEOの始め方

登録方法は以下の4ステップです。

1.無料のポートフォリオ診断を受ける
2.アプリをダウンロード
3.アプリかPCから会員登録(申込者情報入力)
4.本人確認書類をアップロード
5.登録書類が簡易書留で届く
6.登録完了、入金するだけで資産運用が自動的にスタート

開始時の投資額、毎月の積立額等は任意に設定できます。なお、実際にETFへ投資できるようになるのは最低10万円を超えてからになるので注意しましょう。
他のロボアドバイザー系資産運用サービスと同様、登録方法はとても簡単で、WEB申込完了までにかかる所要時間は3~5分程度です。

WealthNaviとの比較

THEOはロボアドバイザーの資産運用アプリでは業界2位の存在で、業界1位のWealthNavi(ウェルスナビ)と比較している方が多いです。
WealthNaviとTHEOはプランと平均利回りに以下の違いがあります。

・WealthNaviは5つのプランで平均利回り3~5%
・THEOは231通りのプランで平均利回りは1~7%超え

WealthNaviはどのプランを選んでも平均利回りが安定しているのに対して、THEOはリスク許容度に応じて高利回りを目指せる一方で、1%台の低利回りに甘んじることになるケースもあります。
THEOの方がハイリスク・ハイリターンと評することもできますが、プラン選定次第でWealthNaviと同等の安定性を出すことも可能です。

実績やメディア・大手証券会社からの評価ではWealthNaviが一歩上ですが、THEOは2019年4月に手数料の改定を行うことでコスト面に強みを出してシェアを伸ばしました。
手数料やカスタマイズ性を選ぶ方はTHEO。安定感と実績・信頼性を重視する方はWealthNaviを選んで資産運用するとよいでしょう。