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ロボアドバイザー

ロボアドバイザーとは、ネット上で投資に関する助言やそれに基づいた運用の代行をしてくれるサービスのことを指します。
助言だけを行う「助言型」と、助言とそれに基づいた運用代行まで行う「一任型」とに大別することができますが、ここでは一任型を前提に、その特徴を解説していきます。

投資信託との違い

一任型のロボアドバイザーはあなたに代わって資金の運用を代行してくれます。
お金を託して運用を任せるという点では投資信託に似ていますが、両者は根本的な構造からすると完全に別物です。

ロボアドバイザー 投資信託
投資先の選定も自動
その後の運用リバランスも自動
開始にあたり、まとまった資金(10万円程度)が必要
投資商品の購入コストが割安
NISA対象外のものもあるので注意が必要
投資先は自分で選ぶ必要がある
分配金や償還金の再投資先もその都度検討する必要がある
100円単位での低額からでも開始できる
投資商品の購入コストは全体的に割高
NISAの利用が可能

投資信託は販売会社、委託会社、受託会社の3者が投資家からお金を集め、連携して運用を行うのに対して、ロボアドバイザーは顧客(投資家)との1対1で成立しています。
次に、投資先の選定と資産配分ですが、投資信託の場合は投資家自身がこれらを決定する必要があります。

対してロボアドバイザーにおいては、最初のヒアリングによって割り出されたリスク許容度に応じて、投資先の選定からポートフォリオの提案まで行ってくれます。
投資家がこれを了承すれば、あとはその方針に沿ってその後のリバランスまで含めてすべて任せることができるのです。

ロボアドのメリット・デメリット
ロボアドバイザーのメリット・デメリット

投資信託にしてもロボアドバイザーにしても、比較的小額から始められる資産運用と言えますが、両者を比較した場合、ロボアドバイザーの方が初期段階で必要な資金額は大きいです。
投資信託は100円単位からできるのに対し、ロボアドバイザーは最初に10万円、ないし毎月1万円以上の積立が必要となります。
メリットとしては、まず手数料などのコストが安い点でしょう。

間に入る会社がない分、投資先商品の購入手数料は、ロボアドバイザーの場合無料となっているケースが多いです。
信託報酬は1%前後が主流で、これは投資信託とほぼ同じ水準です。

また、なによりも圧倒的に手間が少ないのがロボアドバイザー最大のメリットと言えます。
まったく知識のない資産運用初心者の方でも、本当に何から何まで任せることができるのがロボアドバイザーの頼もしいところです。

積立投資がおすすめ

個人的におすすめしたいのは毎月定額を積立てていく使い方です。
不定期にまとまった額を投入するスタイルは、その後の為替変動次第で損をしてしまうリスクが生まれます。
そのリスクを薄めるためには、毎月定額での積立が最適です。
利用者の感覚としては、毎月お金をかけていることを意識せずに、自然と無理なく長期投資ができるところも良いです。
気が付いたらまとまった金額に資産ができている、長い目で見た投資にはそういった感覚も大事です。

確定申告の必要もなし

確定申告の手間

ロボアドバイザーによる資産運用で得た利益に対しては、投資信託や株式投資同様に20.315%の税金が発生します。
しかしながらどのように利益を計算したらよいのか、申告の仕方もわからない方にとっては一気に面倒が増えることとなります。

その点も心配は無用です。ロボアドバイザーで開設できる口座は主に一般口座と特定口座の二種類あります。
一般口座を使って運用をする場合、年間取引報告書を自分で作成し、確定申告を行う必要があります。これは非常に面倒です!
これまで資産運用の経験がない方は、必ず「特定口座」を選択しましょう。
その上でさらに源泉徴収もロボアドバイザー側で行ってもらうようにするのです。
これで年間取引報告書を作成する必要もなければ、確定申告を行う必要もなくなります。

おすすめロボアドバイザー

現在、利用を推奨できるロボアドバイザーは少数に限られています。
最低限クリアしていなければならない条件として、「一任型」であることと、「特定口座(源泉徴収あり)」が選べることとなります。
この条件を満たすところで、知名度もあり安心して利用できるところとなると以下の2社でしょう。

WealthNavi(ウェルスナビ)は、現状もっとも利用者の多いロボアドバイザーです。長期・積み立て・分散による資産運用をすべて全自動で代行してくれます。私も一番最初にこれから始めましたが、本当に楽なのでおすすめです。

THEO(テオ)は、株式会社お金のデザインが運営するロボアドバイザーで、WealthNaviと並んで業界の双頭の一つと言える存在です。利回りや手数料の点でも優劣は付け難いのですが、取り扱い銘柄はTheoの方が多いため、より柔軟な分散が可能となっています。