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資産運用関連の資格

せっかくやるなら徹底的にやりたい!というタイプの方は、資産運用に役立つ資格の勉強を進めてもよいかもしれません。
資産運用についてより詳しくなれるだけでなく、その後の社会生活でその資格が活きてくる、という副次的効果にも期待できます。
ここでは、資産運用を考える上で役に立つ資格をピックアップし、ご紹介します。

①ファイナンシャルプランナー

資産運用の提案をするファイナンシャルプランナー

筆頭はやはりFP(ファイナンシャルプランナー)でしょう。
内容としては、現在から未来にかけての人生において、必要となるお金やそれを確保するための施策をアドバイスするコンサルタントのようなものです。

国家資格に分類される「FP技能士」の他に、民間の資格である「CFP」や「AFP」などもファイナンシャルプランナーの資格とされています。
FP技能士は一度合格すれば一生涯有効となり、外資系保険会社の営業に就職する際などにも有利に働きます。
毎年2万人以上が受験する比較的人気の資格ですが、合格率はそこまで低くないので、しっかり勉強さえすればどなたでも取得が可能です。

②DCプランナー

年金の運用

DCDefined contribution personの略であり、確定拠出年金を始めとする年金制度に特化した資格です。
証券会社や銀行の営業担当の社員などが取得する割合が多いようです。
やはり、人に様々なプランを提案する際に、資格を持っているかそうでないかで説得力にかなりの違いがでます。

少しでもお客さんに納得してもらいやすいように、このような資格を目指す営業の方は後を絶ちません。
FP同様、個人的な知識を深めるために取得を目指すのにも適しています。

③証券外務員

証券会社の営業社員

見ての通り、株式投資に詳しくなれる資格です。投資先として株式だけでなく、様々な金融商品について学ぶことができます。
証券会社の営業社員であればほとんどの方が取得するのではないでしょうか。

なにしろこの資格を取得しなければ、「外務員」を名乗ることができません。
ただでさえ大金を扱うことも多い業界ですので、きちんと資格を取っているかどうかで、お客さんから見たきとの信頼度がだいぶ変わってきます。

④宅地建物取引士

宅地建物取引士の資格

いわゆる「宅建(タッケン)」と呼ばれているものです。
この資格を取得するための勉強を進めると、不動産に関する税金や法律を学ぶことができます。

また、不動産の売買を仲介する際には、この資格を持っていないとできない手続きがあるため、賃貸や分譲を問わず不動産会社には宅建の資格取得者が最低でも1人は常駐しています。
もしも不動産投資による資産運用をする場合、宅建は非常に役に立つでしょう。

細かい手続きを外部に委託する必要なく、自分で進めることができます。
そしてなによりも、投資の手段として不動産を扱うのであれば、細かい部分まで把握しておくに越したことはありません。
資格自体の合格率は15%程度であり、決して簡単な試験ではありません。

⑤簿記検定

人気の簿記検定

簿記の資格取得に向けた勉強を進めると、企業の決算時に目にする損益計算書や賃借対照表などといった、財務情報について詳しくなることができます。
この知識をそのままご自身の財務状況に当てはめて考えることで、より適切な投資バランスが見えるようになります。

自分自身で資産運用を考える人が増えてきた昨今、この簿記検定を受ける人も比例して増えてきています。
決して簡単な試験ではありませんが、これから資産運用をお考えの方は、平行して勉強して絶対に損はありません。

このように、資産運用に関する知識を学べる資格は多くあります。
いきなりこれらすべての資格取得を目指すのはあまりにも無謀ですが、興味を惹かれるものがもしあれば、その勉強を始めてみるのは良いきっかけになるかもしれません。